私の場合、リタイアメントビザ取得の際にはビザ業者を利用しました。
業者にもよりますが、今回、3カ月ビザの後の一年延長に利用したビザ業者の場合には、わざわざチェーンワタナのイミグレーションに行かずにすみ非常にラクチンでした。
しかしながら、初めて利用する業者であり、かつ、命とお金の次に大事なパスポートを同じ日本人とはいえ、赤の他人に一定期間預ける訳ですので、正直、非常に不安もあります。
故意にではないにせよ、もしもの時のために、事前にパスポートを無くした時に必要な書類等をガッツリと調べておいた次第です。
「新たにパスポートを申請する場合」
- 紛失・盗難届け(ポリスレポート)
- パスポート用写真
- 戸籍抄本(又は謄本)
申請6ヶ月以内のもの - 日本大使館窓口にある紛失一般旅券等届出書・一般旅券発給申請書
- 手数料
「渡航書の申請をする場合」
- 紛失・盗難届け(ポリスレポート)
- 帰国便の渡航券または旅程表
- 日本大使館窓口にある紛失一般旅券等届出書・一般旅券発給申請書
- 日本国籍を証明するための公文書
- 手数料
となるようです。
因みに
「タイ国際観光警察」
- 緊急番号 1155
- 通常 02-356-0583(24時間)
「日本大使館領事部 旅券証明班」
- 02-207-8501 / 02-696-3001
あるいは、バンコクはそれ程大きくはない都市ですので、アクセスがよいスワンナプーム空港に行って、そこにあるツーリスト・ポリスに聞いてみるのも一法かもしれません。
以前のエントリーにも何度か書いてあるように、日本とは異なり、バンコクのセブン・イレブンにはコピー機が設置されていないので、コピーできるものは出来る限り日本にいる時にコピーを取っておきました。
あとは、飛行機の中で渡される ‘Arrival/Departure Card’ はバンコクに到着したらデジカメで撮影、といった具合です。
私の場合はもし、パスポートがなくなったら直ぐに帰国するつもりでしたので、渡航書を申請するつもりでしたが、ロングステイが長い人の場合はバンコクでパスポートの再申請となるでしょう。
加えて留意する必要があると思われるのが、ビザの問題です。
短期の旅行の場合は無問題ですが、ロングステイの場合、ビザに関する証明がないと、オーバーステイで罰金。
最悪の場合は、一定期間のタイへの入国拒否という事態も考えられます。
これも以前のエントリーで書きましたが、日本大使館に入館する際にも、警備員にパスポートを提示する必要があるので、短期・長期の滞在に関わらず、パスポートの全ページのコピーは必須と考えてよいでしょう。
こうして海外でロングステイを経験すると、海外での生活にはパスポートやビザの問題は避けては通れない事項であることが実感できます。
逆に日本で暮らしている時に街角で見る外国の人はどうしているのだろう?という興味は禁じ得ません。
例えば、身近な例でいえば、日本国内の英会話教室の外国人は就労ビザなのでしょうか?
もしかしたら、観光ビザで就労しているのかも。。。