もはやタイの日常生活には必需品となっているスマートフォン(もしくはタブレット端末)。
少し前に日本に一時帰国した際に利用したエアアジアXで体験した件です。
ご存知のように、エアアジアの場合、チェックイン等の手続きは、搭乗者自身がオンラインで行うことになっており、これにより航空会社もコストダウンを実現しています。
エアアジアの搭乗手続きは2種類あり、
- 搭乗券(Boarding Pass)を紙に印刷する
- スマートフォンにSMSで搭乗手続きのデータをバーコードで受け取る
となっています。
日本からバンコクに向かう際には、自宅近くのコンビニに設置してある多機能コピー機で紙に印刷して何ら問題はなかったのですが、困ったのは、一時帰国の際の復路です。
その理由は、
- バンコク市内のアチコチにあるセブン・イレブンには日本のような多機能コピー機が設置されていない
- エアアジアのサイトで登録してある電話番号は日本国内(NTTドコモ)のものであり、SMSでのメッセージを受け取れない
というものです。
そこで、エアアジアのサイトのエラーメッセージのページから辿ることが出来るSMSの再送リクエストでタイ国内で利用しているAISの電話番号を入力してみましたが、待てど暮らせどウンともスンともいってきません。
最終的な手段としては、
- ネットで調べた範囲では、エアアジアXのチェックイン・カウンターで別途料金が請求されるが、搭乗券を再出力する
- ドンムアン空港に備え付けられている「かも」しれない、エアアジアXの自動チェックイン機を利用する
の2つがあります。
この自動チェックイン機ですが、エアアジアが発着する東南アジアの全ての空港に備え付けられている訳ではありません。
当然、成田空港にも備え付けられていません。
あと、非常に疑問に感じたのが言語の問題です。
成田を発つ時には気付きませんでしたが、ドンムアン空港でエアアジアの係員が果たして、日本語で書かれた搭乗券を理解できるか?
最終的には、搭乗者の名前(ローマ字)やパスポートのIDと搭乗券のIDが確認できればOKでした。
さて、当日、ドンムアン空港に到着し、先ずは自動チェックイン機を探したところ、発見できたので、
早速、手続きをしようと思いましたが、どうやってもエラーが発生してしまい、チェックイン手続きが完了しません。
仕方がないので、最後の手段である別途料金の支払いを覚悟してチェックイン・カウンターで有人手続きをします。
私の愛機であるNEXUS 7の画面に、本来なら紙でプリントアウトする筈の搭乗券をPDFリーダーで表示させて(当然、日本語)、係員に示しながら「I’m sorry. I failed to print out boarding pass.」と説明したところ、「OK」とアッサリとチェックイン終了。
カウンターで印刷することも、別途、料金を支払うこともありませんでした。
何事も先入観に囚われず、とりあえず、やってみるのが重要だということを実感した体験です。