観光等でタイを訪れる場合は全く関係ありませんが、ビザ関連の手続きをする人にとっては要注意の一ヶ月間です。
例えば、今年(2015年)のタイの祝日は以下の通りとなっています。
・4/6 チャクリー王朝記念日
・4/13~4/15 ソンクラーン
・5/1 レイバー・デイ
・5/4 特別休日
・5/5 戴冠記念日
・5/13 農耕祭
となっています。
タイの場合、毎年決まった休日と、年によって任意に決定される休日とがあり、今年は5/4が特別休日となり、結果的に、5/1~5/5までが土日をあわせると、日本のゴールデンウィークと同じく、長期休暇となりました。
加えて、農耕際は一般企業は通常勤務のようですが、官公庁はお休みとなります。
当然、この期間はイミグレーションの手続きも出来なくなり、5/17に3ヶ月のリタイアメント・ビザが失効する私はかなり焦ったのが正直なところです。
ソンクラーン直前にタイに入国するまでは、日本のような長期休暇がタイにもあるとは想像もしていませんでした。
さらに、リタイアメント・ビザの更新時期については、イミグレーションごと、あるいは、係官ごとに解釈が異なるようですが、基本的に、ビザが失効する一ヶ月よりも前に延長手続きをする必要があります。
一般的には、ビザが失効する45日前から延長手続きがOKとのことのようです。(一応)
以上のことから、私の場合は、ソンクラーンの少し前に延長手続きをするのがベストであると言えるでしょう。
一応、今回の場合、ギリギリで無事に一年延長が出来ましたが、来年、再びこの時期に次の一年の延長手続きがあるので、その時には、今回のような事がないよう誓った次第です。
以降は雑談となりますが、農耕際は「プートコンモン」と呼ばれ、王室による田植えの儀式が行われる、タイ人にとっては農耕の重要性を再認識する日となっています。
この農耕際に登場する聖牛が玄米・とうもろこし・豆・ゴマ・草・水・酒から何を選ぶかで、その年の作物の出来具合を占うようです。