タイの場合、日本と異なり、建屋の屋内席は全面禁煙と法律で定められています。
即ち、
- ショッピングセンター
- ホテルのロビー
- レストラン
- 市場
など、公共の場所は禁煙です。
また、バーやクラブの店内も禁煙となっており、どうしてもタバコを吸いたい場合は、屋外に出て吸わなければなりません。
もし、上記の内容に違反した場合には、2000バーツの罰金となるようです。
実際、まだ私の場合は、バンコクに住み始めて日は浅いですが、市内でタバコを吸っている光景を見た記憶は殆どと言ってよいほどありません。
唯一、記憶にあるのは、スワンナプーム空港で、地上階の外に出て吸っている人を数名見たくらいです。
あとは、ドンムアン空港に数箇所、飛行機を降りて入国審査に続く廊下に喫煙室があったくらいでしょうか。
これは、分煙を定めている日本とは大きく異なるところでしょう。
また、タバコの販売にあたっても、
- タバコのパッケージは、その85%はグロテスクな警告・写真でなくてはならない
- 陳列販売してはならない
等の販売側に対する規制も厳しいものがあります。
当然、日本のように、コンビニでは販売はしておらず、一体、何処に行ったらタバコは買えるのだろうか?といったところです。
私も昔はヘビースモーカーでしたが、10年近く前に禁煙しており、今回バンコクに来て、禁煙しておいて良かったとしみじみ感じる次第です。
あと、ある意味、タバコと切っても切れない関係にある、お酒について。
タイでは、11時~14時と17時~24時以外の時間帯はお酒類の販売は禁止されています。
また、俗に「禁酒日」なるものが設定されており、この日は、「お酒を売ってはいけない日」となっています。
ただし、あくまでも「お酒の販売は禁止」であり、お酒を買ったり、飲んだりするのは法律的にOKのようで、解釈と言うか行動にビミョーなところがありますが、日本人も含めて、海外の人間がおおっぴらに飲むのは避けた方が無難でしょう。
この「禁酒日」となるのは、仏教関連の祝日となっているようです。
この期間は、バーやクラブ等のお酒を提供する店は一斉休業となります。
一部では、こっそりとお酒を提供している店もあるようですが、出来る限り、タイ国の習慣を尊重するのが無難なのではないかと思います。
タイ国の場合、仏教の戒律が厳しいことから、以上のような規制に繋がっていると考えられますが、愛煙家にとっても、ある意味、厳しいのではないでしょうか?
私の場合は、禁煙・禁酒は完了しているので、上記の規制は全く関係ないので、ある意味、安堵している次第です。