本年(2015年)の4月より、スワンナプーム空港ではチェックインの手続きをスムースに出来るよう、各航空会社で共通に使用可能な共同自動チェックイン機を導入しました。
この自動チェックイン機で使用可能なものは、各航空会社の
- パスポート
- Eチケット番号
- マイレージ会員番号
のいずれかです。
どうやら、この機械で座席の変更も可能となっている模様です。
下の写真が、実機です。
スワンナプーム空港の出発ロビーは、他のフロア同様、細長い平面の構造となっており、この機械はフロアの両端と、中央部分の合計3箇所に設置されています。
私が機械をいじってみた時は、出発ロビーは、ごった返していたにも関わらず、誰もこの機械を操作している人は見かけませんでした。
恐らくは、深夜であったため、操作を案内・手助けしてくれる係員が誰もいなかったことに起因しているのではないかと思われます。
また、この場所で出来るのは、あくまでもチェックインだけであり、荷物の預け入れは、従来と同様、各航空会社のカウンターで行うみたいです。
私の出発は朝の7時で、時間が有り余っていたので、ちょっと操作してみました。
初期画面からの次画面は、利用する航空会社の選択画面となります。
私の場合は、今回はデルタ航空搭乗だったため、デルタ航空を選択します。
そうすると、搭乗する本人を確認する画面が表示され、同時に、ディスプレイに表示する言語が選択できるようになっています。
下の写真は、ディスプレイ下部にある、操作台。
成田空港のデルタ空港のチェックインカウンターの近くにも、同じような機械が設置されていて、恐らくは、左の黒い部分の奥にパスポートを置いて適当に動かすと、搭乗者のデータを参照・検索して次の画面に進めると思われました。
パスポートが認識されると、「ピッ」といって瞬時に手続き完了です。
実際には、操作はここで中止して、次の操作には進みませんでしたが。。。
後になって考えたら、同じシステムは既に、LCCであるエアアジアXでも導入されているWebチェックインと同じものであると考えられます。
今回の自動チェックイン機は、機械がスワンナプーム空港に設置してある一方、Webチェックインは、
- 2週間前から
- 自宅等の好きな場所で
インターネットに接続できる環境であれば操作が可能であることが異なる点だと思います。
もし、荷物の預け入れ等が必要であれば、どちらの場合であっても、搭乗前にカウンターに出向く必要があるのは同じところでしょう。
今回は、深夜だったため、利用している人は皆無でしたが、昼間はどのくらいの利用者がいるのか、興味があるところです。