タイ大使館のサイトを見ると、所謂、リタイアメントビザの申請には指定する疾患についての英文の健康診断書の提出が必要と記述されています。
その疾患とは
・ハンセン病
・結核
・麻薬中毒
・象皮病
・第三期梅毒
です。
ですが、実際に検査をうけようとしても、これに対応できる機関はほとんどといってよいほどありません。
実際にネットで検索して、いくつかの国立病院や赤十字病院に電話で問い合わせたのですが、
理由としては
・検査そのものをやっていない
・英文の診断書は作成できない
というのが殆どです。
いろいろ、ネットで調べまわった結果、以下の医療機関が対応できるとの事でした。
日比谷クリニック - トラベルクリニック・診断
http://www.hibiya-clinic.com/toic_yoyaku_sche.html
実際に電話をして確認済みですが、当クリニックでは、タイ渡航用ビザの診察を実施・経験しており、英文の診断書の作成も可能。
かつ、当クリニックの健診が原因でビザ申請が通らなかったという例はない、との事です。
一方、タイ大使館のホームページには、健康診断の提出について、「 国公立病院発行」と記述されています。
もし、それに拘るようでしたら、
独立行政法人国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター トラベルクリニック
http://www.travelclinic-ncgm.jp/
という機関があるので、そこで健診を受ければよろしいかと思います。
ただし、今回の健康診断に限らず、他の提出書類のいくつかは、「日本外務省または申請者の国籍国の所轄省庁で認証を受けること」と指定されています。
これが曲者で、私も含めて個人でビザ申請する際の大きなハードルとなります。